ぼくのQOL向上戦争

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ダサい大人にならないために(心がけ編)

キュウです!

 

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 

新年の目標をずっと考えていた。「目標の設定の仕方」なる方法論は様々あるが、どうしてもしっくり来ず結局設定するのが5日にまで延びてしまった。長いこと考えた末に、今年の目標はダサい大人にならないために頑張るということにした。こう考えることにしたきっかけは、ダサい大人があまりにも周りに多いということにこの数年で気づいたからであった。同時にこの数年、「自分がなりたい大人像」がハッキリしないということに悩んでいたが、一方で「なりたくない」人はたくさんいるということ、そういった大人になることを避けるだけでもある程度の「カッコいい大人」になれることに、新年早々気づいたのだ。

 

 

そこから身の周りのダサい大人を見て、どうすれば「ダサくなること」を避けることができるのかということを考え、いろんな面を抽出し、「ダサい大人の像」というものを取り出してみた。自分なりに目指すべき像というものはハッキリしない、しかし「避けるべき像」はハッキリさせやすい。そうした考えから今年の目標を定めてみた次第。

 

端的に言えば個別の具体例を抽象化し自身に転用・活用するということであり、同時に消去法で自分の進むべき道を絞っていくということだ。

 

  1. どんな大人を対象にすべきか

これは個人的な考えだが、様々なサンプルを採り上げてみるべきだと思う。なぜなら所属する環境により、人間の質からダサさの定義まで相当の違いが出るからだ。今、或いは近未来で僕が関わる分野と言えば恐らく下記の2つなのでそれらからそれぞれダサい大人の像を拾ってみることとする(様々、と言ったが所属するコミュニティは少なかったw)。

①公:職場でのダサい大人

②私:Twitterでのダサい大人

Twitter以外で僕は一回り上以上の大人と積極的に接することは無い。また、幸い両親は非常に尊敬のできる大人である。

 

  1. ダサい大人はどんな人間なのか

①職場でのダサい大人

これは偏に、「能力/姿勢の不足」であると思う。行動/思考という言い方もできるが行動と言うと「やればできる」のように感じられるので僕が今から論じる「手遅れな大人」には当てはまらない。僕が思うのは僕より一回りも二回りも上の年になって能力が不足している大人/姿勢が不足している大人はもう手遅れだということだ。即ち、”行動”や”思考”を変えればその人が変わるのか、と言うと実質無理なのである。その人の人生は今の勢いのまま慣性の法則でダラダラと進み、大した成果を上げることも無くいつの間にか終わっているのだろう。ハッキリ言ってクソダサい。そんな大人には絶対になりたくないものだ。だって、そんな人生楽しくないじゃん。

 

かの有名なデイヴィッド・ブルックス氏著 “Road to Character” では人間の美徳は「履歴書向けの美徳」と「追悼文向けの美徳」に分かれるとしている。社内で成果を上げることも無く、大して若手から尊敬もされず、プライドばかり高くして他人からは嫌がられ、会社の外での狭いコミュニティの中で酒を飲んで死んでいく人生もありだろう、ただ、僕はその人生は(大変申し訳ないが)リスペクトすることができない。どうしても「ダサい」と思ってしまう。

gendai.ismedia.jp

 

Twitterでのダサい大人

これはもう「口だけの大人」である。Twitterは主に文字だけを介して発信し合う場であり、そうした特性を踏まえると文字をスマホやPCでポチポチ打ってそれっぽいことを発信することは大変簡単である(もちろんその質はその人の知性・技術に依れども)。しかしそれを実際にやっているのかは誰にも分からない。僕の筋トレなんかが良い例である、やりますやりますと言いながら仕事を言い訳にして週1~週2で目覚ましい成果は無かった(もちろん一昔前とはだいぶ変わってはいるのだが)。ひどいのは他人から金を取っておいて、或いは何かしらの労力をかけてもらっておいて何のリターンも無い、という例もある。これは自然とその人の品格とブランドを毀損しているので自業自得、と言えばそれまでであるが、次第に人は去っていく。また偉そうな口を叩いておきながら嘘八百、という人もたくさんいる。そういう人は恐らく自分の心の奥底では分かっていながら「他人から称賛される自分」を手放せないのだろうな、と感じる。結局、言葉だけ綺麗に飾っている人を人は尊敬できないのだと思う。

※こうした点は自分のために参考にするのであって、誰を批判したいわけでも、マウントを取りたいわけでもない。あくまで「人のふり見て我がふり直せ」を実行するための頭出しという位置づけだ。

 

  1. では、どうすれば良いのか

ひたすら、「コレをしない」リストを作って行こうと思う。To Doリストのように「コレをやる」リストは実際に行動を起こす時の具体策であるのだが、しないリストというのは自分の行動を制限するための「心がけリスト」のようなものである(ということでこの記事のタイトルを心がけ編、とした。行動編=コレをやるリストの列挙は次の記事に譲る)。

 

若干話は逸れるが、去年の年始に2018年の目標を立てたことがあった。その時はフランクリン・プランナーの手帳を買ったことがきっかけで、その手帳の後ろに付いていた目標設定シートを埋めてみたものだった。その後に書いた記事に記載した年間目標はさっぱり達成しておらず、そもそも僕が主張する「ダサい」人間に自分をしてなってしまったわけであるが、まあ一先ずやってみた実感としては「目標設定してみて良かったな」ということである。美辞麗句を並べて言えば2018年はPlan→Doまで進んだ段階で、Check→Actionは2019年に行うのだから、今年立てた目標を達成すれば良いのだ。そうなのだ(ダセえ・・・)。

kyuu0119r.hatenablog.com

 

建前はさておき、今年のざっくりした目標は以下に決めた。

 

 

言ったことはきちんと守る、逆に言えば守れないことは言わない、ということである。要は自分で自分のブランドを毀損しない、というのが主軸だ。まずは守りを固めた上で攻め(To Doの達成)に打って出ようというわけ。

 

さて話は戻り、今年の「コレをしない」リストはこちら。上記のツイートを踏まえた上でこれらを宣言しておきたかった。一部・・・する、という言い方のものもあるがしないリストとして十分にご理解頂けるものと思う。

  • 他人に嘘をつかない、自分に嘘をつかない
  • 批判をしたなら代案を出す
  • 言ったことはやりきる
  • 軽口を叩いて後で訂正するようなことにならないようにする
  • できないことにYesと言わない
  • やってみたいと軽い気持ちで言わない
  • 責任取れないのに他人にお願いしない
  • あっちに行ったりこっちに行ったりとフラフラすることをやめる
  • 自分にできないことを他人に要求しない
  • 自分にできないことを以て他人を批判しない
  • 他人に要求したり批判したりしたなら最後まで責任を持つ
  • まずは自分がやってみせる、しかも文句を言わせないぐらい圧倒的に

 

以上、ここまでが前編になります。カッコいい大人になるには心がけから!知らんけど。