ぼくのQOL向上戦争

ぼくはぼくのために生きる。

コミュニケーション能力の鍛え方

キュウです!

 

長らく更新がストップしていた。最後に書いたのが3月の頭だったので、気づけば2.5か月も経っていたことになる。時の流れというものは恐ろしく早いもので、自分としてはほんの少しサボっただけのつもりの中、こんなにも進捗が滞ってしまったのである。こうして人と人との差は拡がっていくものなのだなあということをヒシヒシと感じた。

・・・と、noteと同じ書き出しで始めてみた。(笑)

 

僕が久しぶりにブログを書いてみたいと思った(note風に言えば"心のエネルギーが湧いた")のは、良い本を見つけたからである。

 

 

 

何を見つけたかと言うと、コミュニケーションに関する本である。

 

特に素晴らしいノウハウが書かれているわけでも、これを実用すれば何でもかんでも他人とうまくいく、というものでもない。ただの本だ。

 

が、これを読んでこれは子供に読ませたい、と思ったのである。

 

自分の備忘も兼ねて、なぜこの本が良かったと思うのか、書いてみることにしたというわけだ。

※最近、文字数を多くすると自己満足度は増すわりに、労力的には辛いということが分かったので、簡潔に行かせて頂く。

 

1. 具体性

この本の良いところは用例がふんだんに使われているところだ。こう言われたらああ言え!のような簡便な内容であるため、非常に頭に入ってきやすい。この本が優れているのはたまに「こう言われたらああ返せ。そしたらこう来る。そこでこうだ!」みたいに先の先まで書いてあることだ。何だか攻略本みたいで僕は勝手にわくわくしたのだw

 

上記の利点は下の2.とも繋がる。

 

2. イメージのしやすさ

イラストには人の表情(相手が不機嫌、辛そうな表情、自分はすごく言い出しづらい・・・etc.)も描かれていて、場面もイメージしやすい。つまり(見開きで一場面なので)一ページ15秒ぐらいで読める。その後注意事項や1.で書いたような発展編の文章が3行続く程度だ。

 

1.2.と併せて、具体的でイメージがしやすいというのは、分かりやすさだけが利点ではない。もっと良い点は、「とっさの場面で言葉が出てきやすくなる」ということだ。

 

そもそもコミュニケーションは誰かとするもので、急に発言を強いられたりとっさの返しがその後に響いたりと、けっこう瞬発力的なものが求められる。ある意味スポーツだ。

 

そんな中、頭の中で事前と相手への返し技のイメージをボンヤリとでも持っていられることは、実はすごく大きいことだと思うのだ。

 

学校のテストや受験を思い出して見てほしい。時間が制限された中で(目の前で即答で返事を求められる中で)適切な答え(言葉)を瞬時に考えて回答する(発言する)ことはけっこう難しいものだった。そんな中、何が役に立ったかと言うと、そう、反復と刷り込みである。

 

たしかあの時は、

①覚えやすい形で

②どれだけたくさんのことを

③瞬時に引き出しから出せるように

持っておくのか、ということが勝負を分けたのだった。

 

というわけで、ここで初めてタイトルに繋がるわけだが、僕なりに10年ほど真剣にコミュニケーションについて考えた結果の結論は、「コミュニケーションは先天的な才能ではなく、鍛えられる。その方法は、反復と刷り込みだ」というものだ。

 

ただし、ある程度の型を把握した上で量をこなさなければ意味が無い。で、以下も追加。

 

3. 用例が多い

まるで単語帳である。大百科とはよく言ったものである。これを全部できるようになればかなりの場面にうまく対応できるようになるはずだ。とはいえたぶん全部マスターしたらコミュニケーションの鬼が世界中で溢れるはずだ。が、まあそんなに簡単ではない。地道にコツコツ、用例を脳に刷り込んで行こうと思う。

 

ちなみに、子供に読ませたいと思ったのはこの用例の多さがポイントであった。興味が湧くと同じ事をずっとしていられるという天才的な才能が、子供にはある程度備わっていると思う。興味が湧きさえすればだが、ずっと読ませていれば良い。大人ですらできないコミュニケーションを子供がマスターしたら・・・。そのままコミュニケーションの鬼状態でクラスでポジションを確保し続けて大人になったら・・・。考えるだけでわくわくしないだろうか。しないか。

 

 (今回買ってとても良かった本)

 

 

 

(コミュニケーションと言えばこの本も良いのでついでに紹介)

 

次回はコミュニケーションの達人、僕の母から学んだコミュニケーション術を自分なりに考察してみようと思う(実はこっちを先に書こうと思っていたのだが、本の紹介が先に立ってしまった)。