ぼくのQOL向上戦争

ぼくはぼくのために生きる。

仕事ができる・できないとは何なのか① #4

キュウです!

 

ソフトバンクが先日、CSで優勝した。野球は見るのは好きだが、選手の名前やポジション等にあまり興味が無いので、ただただボーっとして選手たちのハイパフォーマンスを眺めることになる。やっぱ外人はバットの振りが早え!とか今の守備はとんでもなくレベルが高いぞ…とか、何だか地味なところに目が行ってしまうのだ。

 

小学生の頃は巨人ファンの同級生に触発されて毎日のように巨人戦を見ていたし、父に連れられて東京ドームに観戦に行ったものだった。ある日急に興味をなくしたのがなぜかというと、よく覚えてはいないがたぶん単純に「飽きた」のだろう。子供の頃は興味を持つととことん研究をして、そして飽きると視界から消し去る、という見事なまでの偏向性を発揮していた。あんなに好きだったのに、今でも覚えていることと言えばたった1試合。セ・リーグの優勝を懸けた中日ドラゴンズ戦、0-4で迎えた9回裏で江藤の満塁HR一発で同点、直後に二岡のサヨナラソロHRという劇的な流れで幕が落とされた。巨人の優勝だ。

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家のテレビの前で歓喜する僕を見て、両親が僕を胴上げしてくれたのを今でも覚えている。

 

 

さてーーーーー。

 

突然だが僕は仕事ができない。いや、正確に言うとできなかった。

 

つい1年ちょい前まではなぜかうまく仕事が回らず、一日に終わるべきタスクも終わらずに放っぽって合コンに行っていた。小学校・中学校・高校・大学と、少々の挫折はあったもののどうにか切り抜けて、基本は優秀なタイプとして生きてきたはずなのに、おかしいのだ。そう。僕は悪くない。今は調子が悪いだけだ、そうに違いないーーーー。

 

こうなるとモチベーションも上がらないし、当然周囲の評価も低い。モチベーションが低いから自分が言われたことだけやって、プラスアルファのことは何もやらない。仕事って自分に回ってきた仕事に1ミリでも価値を載せて次の人に回さなければ次から回って来なくなるんだよ、ということも知らずに。当然、簡単な、誰でもできる仕事ばかり回ってくるようになる(まだ若手だから、ということで総スカンを食らうことは無い。優しい世界!)。モチベーションは上がらないながらも信頼を集められていないということは肌で感じるため、自分の中の自信はいつまでもたっても積み上がらない。

 

ここからどうにか、僕は負のスパイラルを抜けることができた。なんでだろう?というのを考えたいわけだ。ここから、論理の樹形図が広がって行くことになる。

負のスパイラルを抜けることができた

→YESならば、その理由は?単なる慣れ?それとも何かが自分の中で変わった?変わったとしたらそれは他の人にも応用可能か?それとも偶然運が良くて何か変化が起きただけ?

→NOならば、今はできるようになった、という思い込みに嵌っているだけなのか?今はどこにいるの?普通レベル?できるレベル?

という具合に。

 

これを分析するにはある程度の考え方の前提というか、フレームワークが必要になるかもしれない。というのも、何となく自分の主観や感想を長ったらしい文章で考えているだけでは他の人から見たら何を言いたいのか分からないと思うからだ。まあこの文章自体何が言いたいか分からないかもしれないが、下記を見て欲しい。

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汚い字と若干入り込んだ指が恐縮だが、僕が今回お話ししたい前提を理解してもらいたいので書いてみた。そもそも仕事の出来なんか明確にレベル分けできないのだろうけど、あえて一つの指標or何らかの評価方法で「できる/できない」人が一直線に並ぶものとする。それを上/中/下という至極単純な区分けで考えるものとしようか。

 

僕が今回取り上げたいのは所謂「下」の状態のこと。

 

僕が考えるに、仕事の「状態」を決める要素は2つしかない。その一つがこのポジショニングだ。

 

この「できない」人の中にも区分けは存在していて、①本当にどうしようもなくて完全に邪魔者扱い(下の下)、②普通にできない、周囲に迷惑をかけている(下の中)、③できないんだけど見捨てられはしない程度、もうちょい頑張れ(下の上)の3パターンある。

 

①は当然このブログでは取り上げない。転職でもした方が良い。できるか分からんけど。まあ、②も一旦脇に置くものとする。大体きちんとした人間であれば、相当の問題が起こっていない限りは③のレベルでどうにか留まれるものだと思う。(僕は③の状態でモチベ―ションを下げていたので②の状態だったのだけれどw)

 

さて現状でどこに僕がいるのか?という問題がある。たぶん中の下か中の中ぐらいなのではないかな、と前向きな想像をしているのだけど、実際は分からない。流石に下の下!とは思われていないだろうが、中の上!という評価にはまだ遠い。

 

果たして、僕のQOL向上とは下から中へ、中から上へ、というこのプロセスこそが鍵なのだ!と気づいた時から、僕の中での機運は高まり始めた。以上がポジショニングの話。

 

仕事ができない人も、自分に自信が無い人も、自分がどこにいるかを把握するだけでも気分は違ってくるものと思う。一つの図を作って自分という点をその中に配置することによってそれこそある意味客観的に(他者の視点のような感覚で)見れるようになるからだ。このブログを読んで下さっている方の大半は何言ってんだコイツ?という感覚だと思うのだが、仕事ができない奴というのは自分がどこにいるのかさえきっちりと分かっていない(から、こうして自分のレベル区分を認識するとハッとする)のである。1年前の僕w 本当にお粗末の一言である。

 

(ねむいので次回に続く)